鍛冶屋に 持ち込みの ご依頼で 割と多いのが
椅子の修理です。
今日 御紹介したいのは
その中で デザイナーズチェアーと 言われるもの2点です。
1点目は
ハーマンミラー社 イームズアルミナグルーブチェア
1958年に イームズ夫妻によって デザインされた椅子です。
な 鉄の部分の割れ~変形を TIG溶接にて修理。
布の色や足の数が 現代の物とは 異なります。
おそらく30年以上前の物です。
2点目は
ノール社 エーロ サリネン エグゼクティブアームチェア
おそらく 1940年代に デザインされたものです。
な 状態の部分を
な 鉄の脚部分の割れ~変形を TIG溶接にて修理しました。
この71アームチェアも 現在も販売されていますが、脚部がステンレスに
変更されていますので 2,30年前の アンティーク物でしょう。
偶然持ち込まれた 2点の椅子 全然違うようですが
多くの共通点が あります。
60年位愛され続けられているデザインであること。
どちらも 建築家である事。
ノスタルジー感と相反する 未来感の融合。
ぽんと 単体で 置かれていても 存在感が あること。
実は機能や生産性や強度も持ち合わせた デザインであること。
などなど
長く愛されるには 理由が あると 痛感しました。
最後に 違うご依頼主様もに 共通した事が ありました。
コレクターアイテムでも あるにかかわらず、
「仕上がりは 気にしません。また 座ることが出来れば。」と
おっしゃった事。
エーロ サリネンも イームズ夫妻も 喜んでいると 思います。
三光熔接工業所
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